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ドライヤーによる頭皮のダメージについて

ドライヤーのかけ方を間違えていると、頭皮に大きなダメージが加わりやすいので十分に注意しなければなりません。

間違ったドライヤーのかけ方を続けていると、頭皮だけではなく髪の毛にもダメージが加わり、抜け毛が増えたりツヤがなくなったりと様々な弊害があります。

一般的なドライヤーのHOTモードでは大よそ100℃〜110℃程度の温度となり、これは吹き出し口から約3cmの距離において140℃以内に抑えなければならないという規定があるからです。

とは言え、頭皮へと当て続けることによって表面温度はどんどん上昇し、直接熱風を与えていることになるので、想像以上の刺激が加わります。

「早く髪の毛を乾かしたい」と考え、近距離でドライヤーを使っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、このような使い方をしていると髪の毛の水分が蒸発して傷みやすくなり、冬場は特に静電気の発生に繋がります。

そして、髪の毛の表面温度が100℃を超えるとタンパク質変性を起こし、ツヤのないパサパサの状態になったり枝毛が発生したりと、美容に大ダメージが加わるのです。

そのため、「ドライヤーとの距離を15cm以上離す」「タオルドライを絡めて頭皮に当てる時間を短くする」「一箇所に当てるのではなく頭皮全体を乾かす」という使い方を心掛けてください。

自然乾燥とドライヤーのどちらが頭皮に良いの?

洗髪や身体を洗い終えてお風呂から上がり、「自然乾燥とドライヤーのどちらが良いの?」という質問をされる方がいらっしゃいます。

確かに、頭皮になるべく刺激を加えないようにと考えれば、ドライヤーの使用よりも自然乾燥の方が良いと考えるはずです。

実際に、上記ではドライヤーの使用で頭皮や髪の毛の表面温度が高まることにより、様々な弊害が引き起こされると説明しました。

しかし、タオルやドライヤーを使わずに自然乾燥に任せていると、頭皮や髪の毛が濡れたままの状態となり、キューティクルが開きっぱなしになって摩擦で剥がれやすくなります。

キューティクルは髪の毛を保護している重要な存在なので、毛髪のパサ付きや切れ毛の大きな原因となるのです。

それに加えて、濡れた状態を放置していれば雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮のフケや炎症といったトラブルが引き起こされやすくなります。

以上のことから、お風呂から上がった後は自然乾燥に任せるのではなく、タオルドライとドライヤーを駆使して、全体の9割程度は乾かさなければなりません。

バスルームや洗面所といった湿度が高い場所を避けてドライヤーを使えば短時間で乾くため、頭皮や髪の毛に無駄な刺激を与えずに済むはずです。